ネットカフェ「難民」は差別語だ…業界団体が声明発表
まず、「難民」という言葉の意味を調べてみました。
Wikiですが
「戦争、宗教や民族対立などの理由だけでなく天災や貧困、飢餓などの理由で住む場所を追われた人々を指す。しかし現在の国際法においては紛争や政府の弾圧など迫害を受けるものに対する救済の義務が立法化されているため、狭義の政治難民を難民と呼ぶ」とあります。
つまりは、よんどころない事情により住む場所を失って救済が必要な人々、という解釈で間違いないでしょうか?
さて、日本でこの頃問題となっているネットカフェ「難民」ですが…どうなんでしょうね?
もちろん、さまざまな事情で、ネットカフェなどで寝泊りをするしかない状況に追い込まれているのかもしれませんが…。
彼らに「救済」は必要なんでしょうか?
私はこの「難民」という言葉を聞くたびに、今世界の中で本当に困っている「難民」の人に対して失礼なのではないかと思うのです。
ネットカフェで寝泊りできる程度には働ける(日銭を稼ぐ労働には就ける)ということは、それなりに動ける身体を持っているわけですよね。
今の日本で、健康な大人一人が働いて、自分一人くらい養うことが、本当に困難なのでしょうか?
私は今から9年ほど前に離婚して、一昨年再婚するまで約6年間、女手ひとつで2人の子どもを育ててきました。
けっして裕福ではありませんでしたが、2人の子どもを飢えさせることなく、また周りの子どもに比べさほど惨めな思いをさせることもなく育てることはできたと思っています。
一生懸命、働きました。
毎日終電近くまで働いて、毎日子どもの寝顔しか見られなかった時期もありましたし、昼間は契約スタッフとして会社で働き、夜はライターの仕事…と2つの仕事をかけもちして、睡眠時間は平均4~5時間なんて時期もありました。
ひとえに「子どもだけは絶対に飢えさせない。母子家庭だからとみじめな思いはさせない」という、その一心で働きまくってきたわけです。
就職口がない、派遣でしか雇ってもらえないので…といろいろ問題はあるのは知っています。
正規雇用してもらえない若者の所得が厳しい状況ということも。
でも、今の日本で、健康な体を持つ若者が自分ひとりくらい食べさせていけないわけがない。
住むところがなければ、寮付きの仕事を探すとか何人かでシェアしてアパートを借りるとか、何かしら方法はあるのではないでしょうか…?
派遣しかないというなら、なんか正規雇用してもらえるために有利な資格を取るとか…。
先日見ていたニュース番組で、「ネットカフェ難民」の特集をやっていて、そこに登場していた20代後半の男性の言い分。
(録画したわけではないので、あくまで記憶を頼りに。ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが…)
「都会に憧れて出てきた。まとまったお金が出来たらアパートを借りようと思ってとりあえず日払いの派遣の仕事に就いたが、日当7,000円前後の収入ではご飯を食べてネットカフェ代を払ったらなくなる。まとまったお金がないのでアパートが借りられない。今の状況ではなかなかお金が貯まらないのでアパートが借りられない。住むところが決まらないと就職もできない→ネットカフェしか行くところがない」
まず、都会で仕事をしたい、生活をしたい…と憧れるなら地元(親元?)でバイトでもなんでもして、当面無収入でもしのげる生活費くらい貯めてから出てくるべきなのではないでしょうか?
就職口のアテもないのに、東京さくればなんとかなるべ?とカバンひとつで来ちゃったのでしょうか?
なんたる、無計画。
もちろん、こんなバカばかりではないでしょうけど…。
金がないなら、田舎に帰れ!
住むところと就職先くらい考えてから来い。
日雇いの派遣仕事しかないなんて甘ったれるな。
なんか資格でも取ってから出直せ。
これで済む話なのではないでしょうか?
私、実際はそうせずに済みましたけれども、もし本当に生活に困って子どもにご飯も食べさせられないようなら、水商売でも風俗でもなんでもやる覚悟でおりました。
(私がビジュアル面でホステスとして雇ってもらえるか…という現実問題はさておき^^;)
本当に、東京で住む家が欲しいのなら、上に行きたいと思うのなら、土方でもホストでもなんでもやればいい。
政府もこんな甘ったれたやつらに対策費用をかけるくらいなら、もっと別なところにかけてくれ。
…そして、ネットカフェ側もずいぶん失礼な話です。
難民=浮浪者、ですか^^;。
「難民」はひどすぎる…ってあんた。
本物の、本当に困っている難民の人が聞いたら、怒りますよ。
ある程度こぎれいにしているネットカフェ「難民」の若者ならよくて、汚いホームレスのおっちゃんはダメなんか?
その線引き、どこ?
週に何回お風呂に入っているか、とかですか(笑)?
「皆さま大事なお客さま」なんであれば、ボロボロの服のホームレスのおっちゃんが来ても追い返さない…それが首尾一貫とした経営方針というもんです。
でもホームレスのおっちゃんがお客として来ると困るんでしょ?
矛盾、してないか?
どこでジャッジメントするかって、見た目?ですか。
受付のスタッフの主観ですか?
そういうの「差別」っていうんだよね。
明確な根拠を持って、入店させる・させないを判断するなら、それは差別ではなく区別ですけども。
こういう定住場所・定職を持たない若者たちに来て欲しくないなら、受付で入場を断ればいい。
以前、地元の漫画喫茶に入る際に、入会書類を書かされて身分証明書の提示を求められました。
へー、厳しいんだな、とは思ったけど、別に失礼なとは思わなかった。
ディスコ(古いな^^;今はクラブか)でも高級レストランでも、服装チェックってあるじゃないですか?
お店にふさわしいファションじゃない人は入店できない。
18歳未満お断りのハコでも、身分証明書チェックってやるよね。
あれをやっても別に人権やプライバシーの侵害にはならんのでしょ?
「当店には住所不定の方に来ていただくと女性客が遠のいて困る」のであれば、入場時に住民票でも提示させればいい。
実際に住所不定かどうかなんて、見た目じゃわかんないけどね。
8月30日付け スポーツ報知
難民」と呼ばないで-。全国のインターネットカフェやマンガ喫茶約1400店が加盟する「日本複合カフェ協会」は29日、「ネットカフェ難民」は差別語だとする声明を発表、今後は使用を控えるよう訴えた。イメージが低下し「風評被害に近い」ダメージを受けているという。同協会は、いわゆるネットカフェ難民が全国に5400人いるとの推計を発表した、厚労省の姿勢にも抗議した。
「難民」の言葉をはり付けられ、現場では深刻な問題が起きていた。「日本複合カフェ協会」によると、各店で女性客の足が遠のいたとの報告が7月ごろから増えた。本来、男性客が多かった業界で「ネイルサロンを設置するなど各店努力して、女性が増えてきていたのに」と肩を落とす。
また、オンラインゲームを楽しんでいた人が、対戦相手からカフェでの参戦を突き止められ「やーい、難民が来た」と書き込まれて傷ついたケースも。保護者や教師が、子どもに出入りを禁止する例も増えているという。
「『難民』はいくらなんでもひどすぎる」と、同協会は29日、メッセージを発表。「中には定職に就くことが難しい方もいらっしゃるでしょう。しかし、私ども複合カフェにとっては皆さん大事なお客様なのです。私たちはそのようなお客様を決して『難民』とは考えておりませんし、絶対呼びません」とある。
また「あたかも浮浪者風情の人が夜な夜なネットカフェに集まっているかのような報道が、多くのお客様の足を遠のけている」と指摘。7月17日に続いて、同様の趣旨をより強く訴えた。
日雇いの仕事などをしながらネットカフェを泊まり歩く人を指す「ネットカフェ難民」は「今年1月のテレビ局の深夜報道」がきっかけで流布したとされる。国会でも取り上げられ、厚労省が実態調査に着手。同協会も協力を打診されたが、言葉の定義や使用に疑問を投げかけてきたという。
28日に調査結果を発表した厚労省には「『初めに結論ありき』の調査手法」「『ネットカフェ難民』の存在をことさら問題視して対策費を計上しようとする厚労省の姿勢に抗議する」とした。
「年末の流行語大賞にでもなってしまったら…」と、同協会では最悪の事態を懸念。「就労支援をしていくなら、ネットカフェを隔離するのでなく、24時間使えるハローワークとしていかすような発想をしてもらえないか」と語り「柳沢さんよりは舛添さんの方がそういうセンスはありそうだ」と、新厚労相に期待していた。